花嫁の決意
2016.11.10
いつもFURIAN山ノ上迎賓館の
ブログをご覧頂きまして
ありがとうございます(*^^*)
すっかり秋らしい気候になって参りましたね。
秋は木々が紅葉し、断然和装が似合う季節です♪
当館でも美しく色づいた日本庭園でのご結婚式や前撮りで
幸せそうな新郎新婦様のお顔をたくさん拝見でき
Happyをお裾分けして頂いてます(*´▽`*)♡
さて、そんな和装について
本日は豆知識をご紹介します。
和装の時に花嫁様が身に着ける小物といえば…
そう、こんな物がありますよね。
↓
奥は筥迫(はこせこ)、手前は懐剣(かいけん)
と言います。
新婦様の帯のところに身に着けて頂くのですが
「これは何…?」と思ってらっしゃる方も
多いのではないでしょうか。
実はこれ、意味を持つものなんですよ。
まず筥迫。
これは昔、花嫁様が櫛や鏡、懐紙などを入れていた
いわば小物入れです。
「身だしなみを整える」「成人女性のたしなみ」を
表しており、”いつも身綺麗でいます”という意味が込められています。
続いて懐剣。
昔は中に短刀が入っているものでした。
もともとは武家の娘さんが嫁ぐときの習慣で、
“自分の身を自分で守る”という意味を持つものだったそうです。
また、花嫁様が危険な目に遭いそうになったとき
自分の命を絶つために使われていました。
このように、結婚をすることは女性にとって「覚悟」の
表れだったんですね。
決意を固めた女性は凛として、より美しく見えますね。
お嫁に行く女性の美しさを一層引き立てる
和装をぜひ人生の節目に選んでみてはいかがでしょうか。